今日は岡山のオリエント美術館に古代ガラスを見にいきました。
初期のガラスはラピスラズリの紺碧、トルコ石の青緑、カーネリアンの深紅、
アメジストの赤紫など色石の色彩を再現しようとしていたそうです。
4500年前にこんな技術が存在していたのかと本当に驚きました。と同時に
古代の食卓はなんと優美で艶やかであったのかと、憧れの気持ちでいっぱいでした。
帰りぎわに受付横の展示室で、現代のガラス作家の作品に出合うことができました。
どの作品も素晴らしく、その中でも心奪われたのは大西知伽さんの作品でした。
美しいブルーと世界一美しいと言われるケツァール鳥を描かれた作品です。
古代の優美な食卓に思いをはせまた、現代の住まいにも豊かさを届けてくれる作品です。
思わず買っちゃいました。今日から私は古代の王様気分でいられます。
笹原英穂